近頃、PCオーディオネタを見ていたら「FMトランスミッター」という実に簡単そうなカーオーディオ・ツールを見つけた。シガーコンセントに差し込んで電源を取り、車載のFMラジオに電波を飛ばして音楽を聴く装置だ。ちっぽけで実に簡単だ。なにしろ、ネットで探してみると安いものなら1000円以下でも見つけられる。カー用品の店でもごく普通に1000円台、2000円台の製品が並んでいる。通販で1000円以下の製品とメモリーとして4GBほどのSDカードかUSBメモリーを見つけて購入すれば、おそらく1500円で両方買える。ちょっとヨサゲなものを探しても2000円程度で購入できるだろう。こんな金額でカーオーディオが実現できる世の中?技術の進歩に感謝する!
さて、今回は安売りで600円しない8GBのSDカードにしたので、これにパソコンに保存してある音楽をフォルダごと保存する。次に、ちっぽけで安物のFMトランスミッターにSDカードを差し込んで、車のシガーソケットにセットして早速聞いてみた。おっと、その前にFMラジオの周波数を合わせる必要がある。初期設定は88.8と表示されていたのでこの周波数でセット。車のエンジンがかかっていれば自動的に電源が入っているのでトランスミッターにスイッチは付いていない。
さて、聞いてみる。音が薄っぺらい。つくずくペラペラだ!! でも、音楽は鳴っている。
私は車で聞く音楽は、アメリカのただただまっすぐな道を走るボロクソなピックアップトラックのAMラジオから流れるカントリーミュージックのイメージなのだ。ちゃちなFMトランスミッターはこのシチュエーションに相当近い。もちろん、流す音楽はやっぱカントリーでしょ。
機械としての性能は相当低いし音も決して良いわけではないが、どうせのっている車もボロ車。雰囲気は合っている、、、。