レベッカ・バッケンはノルウェーのジャズシンガーらしい。
私はどこの国のどういうジャンルの歌手ということや、歌い手のプロフィールや生い立ちなどを気にすることは殆ど無い。ここに書くためにちょっとググッて書くことはあるが、何年にどんなアルバムを出して何がヒットして、どんな賞をもらったとか誰のプロヂュースによるものかなど、ほんとにつくづく気にしない。考えもしない。
単純にネットラジオなどから流れてくる曲を聞いて直感的にいいか悪いか、好きか嫌いかだけを判断して聴いてしまう。それ以外の根拠は全く無いので、理屈や情報で音楽を聞くことが殆ど無い。(※たまにはひとに勧められて聴くことがないわけではない。)
もちろん、レベッカ・バッケンもネットラジオから流れてきた曲を聞いて食いついたひとりだ。少し鼻声っぽさと、アンニュイな感じの歌声に惹かれる。
彼女の顔を見てもわかるように、いわゆる日本人が外人と呼ぶ、アメリカ、アングロサクソン系の顔立ちとは違い、言葉には表しにくいがやはり少し見慣れた「外人」顔とは異なる面立ちだ。しかも、北欧の女性特有なのか大柄でたくましささえ感じるのだが、歌声の方はしっとりと耳に心地良い。
小さな会場でのコンサートらしく、お客さんとレベッカの距離は近い。ジャズのこうした距離感はどこの国でも同じで、大会場のコンサートよりこうしたコンサートの方が惹かれる。レベッカのCDジャケットにあるような1960年代以前のような少しクラシカルなイメージがお似合いだが、以下のステージはさすがに現代的だ。ジャケットの写真ではもう少し線が細く見えたがビデオでは案外がっしりと見える。かえってこの方が北欧の女性らしく見えるのだが、、、。
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