2011年9月30日金曜日
Gavin DeGrawは一見ウェンツみたいだが、才能豊かで味わい深いシンガーだ!
音の流れや歌い方もかっこいいし、味のあるサウンドを醸しだす魅力のあるシンガーだ。淡々としたサウンドのバラード風の曲に特に惹かれる。映像を見るとかなり若く感じるが、すでに30歳半ばに近い。
まずは、初期のビデオクリップを見て欲しい。
セカンドアルバムの以下の曲は人気TVドラマのテーマソングだそうだが、もちろん私はTVドラマの方は見たことがない。ティーンドラマだそうだからオッサが見てもどうかとは思うが、、、。
以下はデビューアルバムのタイトルにもなっている曲。彼の特徴がよく現れたサウンドなので、まずはお勧めのビデオクリップ。
音楽の多くはラブソングで、アメリカのビデオクリップの多くがラブストーリー仕立てになるのは当然なのだが、英語に詳しくな人は特に歌詞を聞きとるのはかなり難しいので、カタカナで聴いているようなものだ。
だから、ビデオクリップがストーリー仕立てになった時、その歌詞との関連性がわからず、いささか戸惑いを感じる。
以下のビデオクリップも私には訳がわかならい、、、。
ま、いいか。
日本でも大人気TaylorSwift、カントリーというよりやっぱPOPSかな?
若いし才能あるし、可愛いし・・・どうしようもないね。無敵って感じだね。
彼女の歌もネットラジオのカントリーチャンネルである時から、しょっちゅうかかるようになってその人気ぶりに気づいた。初めて聴いた頃にすでにヒットの予感と言うか、私のフェバリットソングには入っていたけど、これほどヒットするとは思っていなかったね。それが日本でも大ヒットだから凄い。
Youtubeを見ると彼女のビデオクリップは相当あるし、そのアクセス数も他の誰よりも圧倒的に多いのに驚かされる。上に掲載したビデオクリップは1億2800万回を超えている。さすがに億の単位はそう出くわすことはない。軒並み1000万回を突破しているクリップだらけなので、どれって選ぶのが大変だけど私のお気に入りを少し紹介しておく。
コンサートのビデオも載せておく。
さすがにステージもお金をかけているし、とにかく彼女は背が高い。
若いのにもうだいぶ稼いじゃったなあって、下世話なことまで考えてしまった。
Youtubeにはとにかくたくさんあるからあとは自分で見てくれ。並べきれないよ。
というわけで、初期のビデオクリップを掲載してTaylorSwiftは終わりにしよう。
2011年9月29日木曜日
Google/Bloggerが凄いことになってきたぞ、Blogもまさに映像の時代だ!
このブログを作りはじめて早1ヶ月ほどがたつ。
このブログは初めは「楽器より」だったのだが、途中から好きな音楽紹介へと移ったらなかなか乗ってきて、1月が経ってしまった。その間、どのように作るか悩みつつキーボードを叩いているが、結局好きなことを書けばいいということで、Youtubeの力を借りて書いてきた。
するとどうだろう、、、その間に、Googleはまた何かやらかしたらしく、つい昨日、新しいBloggerテーマを投入してきたのだ。もうこうなると、テーマを作るということはいらなくなってしまいそうだ。
そもそもコンテンツがサイトのデザインになってしまうので、毎日コツコツ仕上がりも気にしながら記事を書くという、ヘンでもあり、新しくもあり、斬新でもあるテーマへと変貌しつつある。そのガイド用ビデオクリップを紹介しよう。
今回始まった新しいテーマは、投稿の中の写真などを拾い集めて、トップページに表示してサイトのデザインそのものになるという仕組みだ。写真をつかわない場合にはタイトルと、頭の部分の記事が表示されている。
サイトのレイアウトは左上のメニューから表示方法を選択できる。正直言えば、どれもがお気に入りというわけでもないだろうから、この選択メニューは表示・非表示を選択できるといいと思うが、まだこのテーマを適用したばかりで使い方がわからない。
とにかく、実験的にこのテーマを利用してみよう。
Carrie Underwoodは言う事なし。今後そうとう長い間楽しませてもらえそう。
アメリカン・アイドル、シーズン4で優勝。彼女が出てきた時に、きっと審査員やっている人たちって、プロだけに彼女の将来が見えていて、ワクワクしてただろうなって気がしませんか?
というわけで、まずは彼女のオーディションのビデオから。
オールアメリカンらしく次々色々なキャリーが出てくるけど、かつらかぶったキャリーがアメリカンガールではなくてどこかのオッちゃんに見えた。写真で見ると少し太めに見えたりするけど意外にスレンダーで、ほっとした?
ひとの事は言えないけれど、ビンス・ギルが反則みたいに太ってる。いつ出てくるのかって思って見ていたら、隣でギター弾いているデブのおんちゃんがビンス・ギルだった。
これだけ歌い上げられる日本の歌手っているだろうか・・・すごすぎ。
かなり頑張ったビデオクリップを最後に。よくできてて、とにかくかっこよすぎ。
日本にも彼女のファンはそうとういると思う。若いし、この先長いから、ずいぶん長い間楽しませてもらえそうで、こういう歌い手が出てくると嬉しいなあ。
カントリーと言うよりカントリーガールかな?Jessica Simpson
アメリカ人てジェシカみたいなキュートでボンキュッボン・・・みたいな女性が好きだよね。色気もムンムン出しまくり?だってのに才能はあるし、歌は当然うまいわけで、しょうがねえなあ。日本の女性シンガーにも少し頑張ってるのがいるけど、結局ブスだし、おっぱい寄せてみてもちょっとがっかりだよね。無理しなくていいよ・・・何も真似することはない。
彼女の歌で始めに聞いたのは「A Public Affair」だっと思う。この曲のビデオは今見れないようだ。
そこで、ジェシカらしいビデオクリップをまずは掲載しておこう。
途中で、ちょこっとウィリー・ネルソンが映っている。
以下はまた違った意味でアメリカっぽい。まずは彼女の髪型。少しオールドファッションで、いつの頃かよくわかないが、少し盛った形の髪型だ。それにあいも変わらず、胸を強調するファッション。歌を歌ってんだからそんなに胸を見せてくれなくてもいいのにあ、っていつもながらに思わせられる。といいつつも、見てしまうけど。
今度は少し抜き過ぎのジェシカ。衣装と胸に目を取られないだけ、歌を聞いてしまうけど、ちゃんと高音が出せてうまいんだってことがわかるビデオクリップだ。それにしても、少し地味目かな。
そして最後に、それなりに力の入った本格的なビデオクリップを入れておこう。
アメリカっぽさの中にやはり強烈な個性が発揮されていると思うのだが、いかがだろうか。日本なら力のないかわいこちゃんアイドルが、歌を歌わされてそれで何とかなっていた時代があって、いまでもその伝統?は続いているけど、アメリカってカワイコちゃんやボインちゃんだけではやっぱ生き残れないだろうから、見た目のチャラさは実はけっこう「ダマシ」で、歌わせたら実力派ってシンガーが多いよね。
我が「楽団ひとり」に仲間が新規加入Tin whistle!さあ、早速練習だ!!
ティンホイッスルのTinなんだからまさにブリキ感丸出しで、軽いしちっぽけだし、予想にたがわず「おもちゃ楽団」にぴったりだが、上手い人が吹けば映画「タイタニック」でもわかるように、侮れない音を奏でる。
さて、ドレミファ~(D管なのでホントはレミ#ファソ~か)とふいてみると、普通は一番下の音が案外楽に出るはずなのにヒックリがえってオクターブ上の音になってしまう。スカスカした、風音が強くて笛の音が汚い。下手とはそういうものである。1日目からうまく吹けたらそれは奇跡だ。しばらく辛抱しつつ、まずは音階を吹く。
先に入団している「クラリネオ」の場合は音を出すだけで大変だが、ティンホイッスルは音が汚いとはいえ、なるには鳴っている。笛自体が大変軽いので、穴から指を話しても割と楽に唇と両親指と右の小指で支えられることも、初心者にはありがたい。
Youtubeで見つけたレッスンビデオを頼りに、しばらく音階レベルの練習をして見ることにする。これまた、いつ音楽と呼べるものになるか不明だが、まあ吹けたらめっけもの。パソコンの合間に、3分レッスンを思いついたら挟んでいる。ああ、音がスカスカだ!!!!
2011年9月27日火曜日
ウンチャカ、ウンチャカ、ウンチャカ、ウンチャカ Jack Johnson
どちらかというとレゲエチックな「ウンチャカ」さ加減で、ここちいいのが魅力のJack Johnson。
以下のビデオクリップはよくできて雰囲気が伝わるビデオではあるものの、なんでおさるさんなの?
海の中のギターが心配になるけど、もうかっているんだからあんまり気にしなくて、いいよ。
リズムの刻みとシンプルなサウンド、音のぬるさが魅力。ワイハーの世界観なんだろうか?淡々としたサウンドにいつの間にか引っ込まれるって感じ?こう言う、緩いのとかタンタン、っての案外少ないからね。多くのサウンドがオレってうまいでしょ!って音を張り上げた強調パターンばっかりだからかね。
以下のクリップは静止画なのに2000万回以上をカウントしていた。なぜ?まあ、歌はいいんだけど。
Jackのビデオクリップはさすがに人気があるらしくて100万回をカウントしているものがたくさん有りそうだから、後は自分で探して聴いてくれ。
コンサートの模様も入れておくよ。
オヤジ、姉、弟のファミリートリオ The Wilkinsonsはある意味カントリーバンドの原点だね。
まずはアマンダの歌がいい。正直言うとあまり父ちゃんも弟も活躍してないけど、なんだかThe Wilkinsonsっていうファミリー感があって、カーター・ファミリーみたいなカントリーミュージックの原点を感じさせる。
アマンダの味がよすぎるね・・・。
以前、Youtubeで幾つかビデオを見たんだけど、今回見たらお金をけけて、良い感じのビデオクリップがいくつか見つかった。ウィルキンソンズってもしかしたら、オレが思っている以上に売れてるの?
いかにもアメリカって感じのビデオクリップが、どういうわけか懐かしささえ感じさせて面白い。
Nobody Diedって正確な意味は知らないけど、重そうなタイトル。もちろん、ビデオも少しシリアスなわけだけど、雰囲気があって音楽として完成度が高いと思う。それにしても、普通のそこら辺の女って感じのお姉ちゃん・アマンダは歌うまいよなあ。
ビデオクリップだけで、いわゆる作られた世界ばかり貼りつけたので、もう一つコンサートの模様をクリップしてみた。
まだ聴いたことがなかったら、ぜひ一度彼女たちのサウンドを聞いて見て欲しい・・・・。
少し線が細く感じるけどじっくり聞ける本格派 Stacey Kent
「The Boy Next Door」ってお隣の少年・・・ってことは、ご近所の男の子ってことかな。同じように、Boy がGirl になればお隣の家の女の子ってわけだけど、意味なんか実はよくわからなくてもこのサウンドの心地よさは伝わってくる。
ステイシーはスレンダーで線が細そうなんだけど、やっぱジャズボーカリストの常で、歌がうまいなあって関心させられる。まあ、聴いてみようか、、、。
次のビデオクリップはメイキングのビデオのようだけど、サンバのサウンドなので本来ならポルトガル語がいいのかもしれないけど、語学力の無い私にはフランス語なのかポルトガル語なのか、いささか不明だ・・・。やっぱフランス語のようだけど。ふんわりした、ステーシーの人柄の伝わるメイキングになっていると思う。
以下のビデオクリップは録音風景といったところか。フランス語のチュパチュパする感じの音感が音楽と相まって、オレ結構好きかも・・・。
最近、アメリカのサウンドは入ってくるけど、それ以外にはK-POPとかあまりオレの趣味じゃない世界がオーコーしているけど、おフランスやイタリア、ドイツなど、もっとオーソドックスなヨーロッパサウンドが入ってきてもいいのに、全く来なくなった気がするね。
カンツォーネ、シャンソンなんていっぱい入ってきた時代もあったのになあ。
Madeleine Peyrouxはセピア色の古き良き映画の中にいたような・・・。
彼女の歌を聴いているとうまいだか下手なんだか、、、フランス映画やイタリア映画がずいぶん日本に入ってきた頃のモノクロ映画に登場しそうな歌手なのだ。はかなげで哀愁があって、音も外れそうで外れなくて、素朴な音が心地良いタイプの歌い手だ。ギターの演奏もミスタッチしそうで少し心配になるほどの弾き語りぶり。まあ、見て頂戴、、、。
以下のビデオクリップはPR用のビデオクリップとして作られたもののようだが、本当にセピアと言うかモノクロで作っているのが、まんま予想通りで面白い。
また、その世界観も歌声にぴったりで、今時こんな歌手はほとんど見ることがない。
マデリンのような歌手は好き嫌いがあるかもしれないが、このような歌手を産み出すフランスも捨てがたい。
アメリカ生まれで13歳からフランスで暮らしたとのことだが、基本はフランスのテーストだと思う。CDの曲を聴いていると確かに音作りはアメリカの影響があるけれど、動画で弾き語りをするシーンはほとんど第二次世界大戦中のヨーロッパで、ドイツの親衛隊が入り込んできてもおかしくないようなシーンを醸し出している。思い出し方が実に古臭くて申し訳ない。
2011年9月26日月曜日
音楽だけでなく映像と結びついた「主題歌」は時代の記憶と共にある・・・。
おじさん、おばさんでほんのすこしばかり音楽やドラマにいっちょ前の関心を抱いていた人たちの中で「木枯し紋次郎」の映像も音楽も評価しない人はいないと思う。それほど当時としても斬新だし、音楽も大変良かったと思う。いま見ても、全然古さを感じない。
なつかしい・・と思ったら、まず下のクリップを再生して欲しい。
「時代劇」は逆に「時代を超える劇」という意味にさえ思えてくる。
せっかく古めのドラマを思い出してアップしたので、ついでに「金妻」として親しまれた「金曜日の妻たち」をアップしてみた。今聴いても言い曲だと思うのだが、今はゆで卵のおじいさんにしか思えない板東英二がそこそこわかくてとんでもなく時代を感じさせてしまう。
さて、以下の「ふぞろいの林檎たち」は相当思い入れのある人も多いと思う。サザンの曲がよかったのもあるが、あの時代の良さやもろもろの社会背景などと相まって、懐かしさを感じないではいられない。やっぱ、名作だと思う。
ここに、更に一層古い我が青春の1本を紹介したい。
実はドラマの内容も出演者もほとんどうろ覚えだったのだが、この「たとえば愛」というタイトルで「とまどいトワイライト」という主題歌だけは頭にこびりついていていまだに忘れない。しかも、私は「とまどいトワイライト」という曲が大好きで豊島たづみがどこへいっちゃったのか気にしている、まあどうてもいいといわれればそうなのだが、、、。
また、この時代から「北の国から」当たりまでの倉本聰はとにかく良くて、倉本聰のドラマが今晩テレビであるという時には酒も飲まず、今日は帰ります!って帰っていた時代があった。
なかには、小銭のあるやつは当時普及し始めたビデオを買って、留守録なんか始めたりして余裕こいて飲みに行ってた奴もいたっけ、、。もちろん、ビデオレコダーも電子レンジも当時は高かったんだよね。
トンネルを抜けると、そこは雪国だった、、、そんな始まりのドラマだった。
曲は阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲というかなり大物の作品だったのだ。
上はドラマの映像だが古くて画質も音質も悪い。私が好きな「とまどいトワイライト」を以下のクリップでちゃんと聴いてみて欲しい。私はいまだに時々聞く音楽だ。とにかくその歌詞がすごく良くて、昔の喫茶店や飲み屋の情景を思い浮かべると、そのまま・・・という気がしてしまう。
多くの人達の「青春のひとこま」といった情景だ。
90年代以降のドラマの主題歌を幾つか見たけれど、見ていた時代にはそれなりだったのかもしれないが、今考えるとそれほど記憶に残っていない。そして主題歌だって聴いていたはずなのに、多くはそれほどの強い印象が残っていなかった。
実は「白線流し」は私の世代からはずいぶん後の世代で年が離れているのでほとんど見たことはなかったと思う。世間ではヒットしているらしいということで数回見た、という程度だろうと思うのだが、ドラマの内容と主題歌のマッチングで言えば「スピッツ」の歌声はどこかいまだに思い出の中にある。酒井美紀ちゃんが好きだったからだろうか、、、まさに私にとっては過ぎ去った「青春」という印象が強かったのかもしれない。
タダやかましいだけのシンガーじゃないよ、生き方まで見えるCyndi Lauper
その昔、登場した時にはかなり鮮烈なデビューといった印象で、元気と勢いだけは負けないシンガーだった。
少し前になるが、空港で足止めを食った時にその中にシンディーがいて、乗客たちがいらいらする中、彼女が足止めを食った中でミニコンサートを始めて喝采を浴びたというニュースがあった。
日本人ならそんなことをやるだろうか・・・。
「Girls Just Want To Have Fun」はデビューアルバムの中でも特にヒットした曲だと思うけど、以下のビデオクリップを見てもわかるように勢いがいい。歌手としてどうなのか、といわれればそんなことはどうでもよくてシンディワールド炸裂の一曲であることは間違いない。
以下の「TrueColors」もヒットした一曲だ。上のクリップからは時間がたって、ずいぶん大人のシンディーが垣間見える。
歌の巧さと言うよりは味わいの歌手だから好き嫌いはあるかもしれないが、とにかく優れたエンターテナーであることは納得するだろう。それと、弾いている楽器が気になるね。
以下はストーリー仕立てのビデオクリップだ。珍しかったのでアップしてみたが、いつのものだろうか。最近のものを見るとさすがに少しおばさんが入ってきているが、以下のビデオクリップはけっこう若いので随分昔のものなのだろうか?
これからは元気だけをウリにはできないだろうけれど、味わいも増してきているし、彼女の今後の活躍も楽しみだ。
2011年9月25日日曜日
涙そうそう…夏川りみが一番だけど、本家の森山、ビギンも捨てがたし。
これまで日本の曲をあげていない。もちろん、聞かないわけじゃない。
好きなものは聴くんだけど、アルバムを買ったり、そのミュージシャンのアルバムを楽しみに出ればすぐに買う、なんてことはない。本当に好きなもの以外、めったにCDを買うことはなかった。
そうは言っても好きなもんが時々あって、夏川りみは大好きなひとり。
沖縄サウンドは基本的に大好きだけど、とりあえず、大声で大好きだ~なんて叫ぶことはなく、好きなら好きで淡々と聴いているってことかな。
「涙そうそう」に関して言えば森山良子とビギンの作品だけど、この曲はバグダットカフェとは質は違うけど名曲のひとつだと思う。
本家はビギンと森山良子なのでこの二人と言うか二組のビデオクリップも探して掲載しておこう。
森山良子は彼女がデビューした直後くらいから知っている。あんな程度だったら俺達もフォークソングが歌えるって思って、当時のガキどもはたくさんフォークグループを作ったものだった。そして、ほとんどがいなくなっても森山良子はちゃんと生き残って、こんないい歌を作ってくれた。
涙そうそうはビギンと森山良子の作品だけど、夏川りみが歌った時点でもう、多くの人がカバーしてもいい名曲になったと思う。そして、そのカバーのナンバーワンはもちろんりみちゃんに決まっているわけだ。
そして、彼女のウチナーグチはもしかしたら本家を超える作品になってしまったと私は思っている。
この曲の歌詞&ストーリーは森山良子のものだけど、太平洋戦争があって沖縄戦があり、その中の数々の情景は多くがこの曲とオーバーラップして感じられるほど、沖縄にあった曲だから、りみの歌唱力と沖縄の力が本家を超えて、さらに沖縄のウチナーグチが最高の魅力となって伝わる歌になっていると思う。
俺は沖縄が日本でよかった、青森が日本でよかったと思うほど、北と南の個性ある県が大好きだ。もちろん、アイヌも日本人でいてくれてありがとうって思っている。
沖縄のウチナーグチで歌う「涙そうそう」がさらに名曲の一つになってほしい。
BAGDAD CAFE/Jevetta Steele 数年に一度脳天を射ぬかれる曲に出会う
Jevetta Steeleの歌声に口はあんぐり、脳みそフリーズ状態でこのバグダッド・カフェの曲に出会った記憶が蘇る。
この曲は名曲中の名曲だと思う。しかし、困った事にこの手の曲はそうしょっちゅう聞くことができない。ジャニス・ジョップリンもそれかもしれない。
とにかく、バグダットカフェの映画のストーリーもほとんど思い出せないが、音楽は何度も何度も聞いたから体に染み付いているようなものだ。
この曲を聴いた時、すぐにCD屋さんでジェベッタ・スチールのCDを探した。バグダットカフェはあってもジェベッタはそうあるものでもない。何しろ探して、大喜びで聴き始めると、バグダットカフェ以外は案外普通で、悪くはないけどそれほどでも、、、と言った印象だったことを思い出した。
もちろん歌はうまいし、伸びのある声なんだが、バグダットカフェの印象がなんといっても強すぎた。以下はバグダットカフェの20年目での再リリースPR版なのか?画象は悪いがイメージは伝わりそうなので載せてみた。
以下のクリップは11分以上あり、上のクリップより見応えがある。上のクリップで興味が湧いた人は以下のクリップが、その興味を補足してくれるだろう。
ドイツ人のおばさんが何をしたのか、どうしても思い出せない。また、映画を借りてきてみてみるしかないようだ。
いずれにしても、この曲は聴き応えがある1曲である。
バグダット・カフェはたくさんの歌い手がカバーしているというのだが、私自身はホリー・コールのカバーしか聴いていない。
ホリー・コールの歌唱力もトリオの音も悪くはないが、あまりにもジェベッタの完成度が高くて、なかなか他の歌い手ではその魅力の「全体像」が伝わらない。おそらく、この曲は1年に何度も聞くことはないのだが、いつまでも時々思い出して聴く、そんな一曲だと思う。
あなたも、ひととき、ひたれ・・・。
Norah Jonesのファンは多いと思うが、時に親父のRavi Shankarも聴いてみてはどうじゃろか?
ノラ・ジョーンズは音楽好きの人なら知らない人はいないほど有名だと思う。まあ、説明は必要ない。
どこが好きなのか、だけ書いておきたい。
ノラの音を聴いていると、音の数が案外少ないと感じた人はいないだろうか?
わかりやすく聴き心地のいいメロディーライン。彼女の弾くキーボードも指をいっぱいに広げてたくさんの鍵盤をバシャ!と押さえて和音を弾くというように弾き方をほとんどしない。紡ぎだされてくる音は研ぎ澄まされたわずかの音で、わずかだからこそ繊細で「これっ」ていう音が導きだされているような気がして仕方ない。
日本人がミュージシャン、シンガーのことを「アーティスト」なんてアホな表現をするが、ノラ・ジョーンズならまさに「アーティスト」というにふさわしい。選んで言葉を使えっていうのじゃ!
ノラのビデオクリップで最初に見たのが以下のクリップだ。
リズムを「ボンチカ、ボンチカ」って歌ってしまう。それと、ノラと一緒に釣りをするのが日本人らしいので誰なの?って気になったことを覚えている。
・・・ボンチカ、ボンチカ、ボンチカ、ボンチカ・・・
ところで、ノラの父ちゃんがラヴィ・シャンカールだと知っている人はどんだけいるんだろうか。また、彼が何者か知っている人は?
一番記憶に残っているのは、ビートルズのジョージ・ハリスンの先生だということか?当時何回か聴きはしただろうが、音楽としてはほとんど記憶にない。
下は静止画のクリップだが、ノラと顔がやっぱり似ているのと音がクリアなので載せてみた。
こちらは2011とあるので、最近の姿のようだ。今年91歳だそうだ。いまだに現役の演奏家としてやっていることに驚いた。年をとって頭が薄くなり白いひげもじゃがかえってシタールの奏者としてはふさわしい姿に見えた。やっぱり未だエキゾチックなサウンドだ。
ノラ・ジョーンズの投稿の最後が父ちゃんのムサイ姿では寂しいのでもう一点、ノラのクリップを載せておく。
上に書いた、爪弾くようなノラのサウンドそのものだ。秋の夜長は、ノラ・ジョーンズの音がいかにもふさわしい。