2011年9月26日月曜日

音楽だけでなく映像と結びついた「主題歌」は時代の記憶と共にある・・・。

おじさん、おばさんでほんのすこしばかり音楽やドラマにいっちょ前の関心を抱いていた人たちの中で「木枯し紋次郎」の映像も音楽も評価しない人はいないと思う。それほど当時としても斬新だし、音楽も大変良かったと思う。いま見ても、全然古さを感じない。

なつかしい・・と思ったら、まず下のクリップを再生して欲しい。
「時代劇」は逆に「時代を超える劇」という意味にさえ思えてくる。

せっかく古めのドラマを思い出してアップしたので、ついでに「金妻」として親しまれた「金曜日の妻たち」をアップしてみた。今聴いても言い曲だと思うのだが、今はゆで卵のおじいさんにしか思えない板東英二がそこそこわかくてとんでもなく時代を感じさせてしまう。

さて、以下の「ふぞろいの林檎たち」は相当思い入れのある人も多いと思う。サザンの曲がよかったのもあるが、あの時代の良さやもろもろの社会背景などと相まって、懐かしさを感じないではいられない。やっぱ、名作だと思う。

ここに、更に一層古い我が青春の1本を紹介したい。
実はドラマの内容も出演者もほとんどうろ覚えだったのだが、この「たとえば愛」というタイトルで「とまどいトワイライト」という主題歌だけは頭にこびりついていていまだに忘れない。しかも、私は「とまどいトワイライト」という曲が大好きで豊島たづみがどこへいっちゃったのか気にしている、まあどうてもいいといわれればそうなのだが、、、。

また、この時代から「北の国から」当たりまでの倉本聰はとにかく良くて、倉本聰のドラマが今晩テレビであるという時には酒も飲まず、今日は帰ります!って帰っていた時代があった。
なかには、小銭のあるやつは当時普及し始めたビデオを買って、留守録なんか始めたりして余裕こいて飲みに行ってた奴もいたっけ、、。もちろん、ビデオレコダーも電子レンジも当時は高かったんだよね。

トンネルを抜けると、そこは雪国だった、、、そんな始まりのドラマだった。
曲は阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲というかなり大物の作品だったのだ。

上はドラマの映像だが古くて画質も音質も悪い。私が好きな「とまどいトワイライト」を以下のクリップでちゃんと聴いてみて欲しい。私はいまだに時々聞く音楽だ。とにかくその歌詞がすごく良くて、昔の喫茶店や飲み屋の情景を思い浮かべると、そのまま・・・という気がしてしまう。
多くの人達の「青春のひとこま」といった情景だ。

90年代以降のドラマの主題歌を幾つか見たけれど、見ていた時代にはそれなりだったのかもしれないが、今考えるとそれほど記憶に残っていない。そして主題歌だって聴いていたはずなのに、多くはそれほどの強い印象が残っていなかった。

実は「白線流し」は私の世代からはずいぶん後の世代で年が離れているのでほとんど見たことはなかったと思う。世間ではヒットしているらしいということで数回見た、という程度だろうと思うのだが、ドラマの内容と主題歌のマッチングで言えば「スピッツ」の歌声はどこかいまだに思い出の中にある。酒井美紀ちゃんが好きだったからだろうか、、、まさに私にとっては過ぎ去った「青春」という印象が強かったのかもしれない。

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