2011年9月27日火曜日

Madeleine Peyrouxはセピア色の古き良き映画の中にいたような・・・。

彼女の歌を聴いているとうまいだか下手なんだか、、、フランス映画やイタリア映画がずいぶん日本に入ってきた頃のモノクロ映画に登場しそうな歌手なのだ。はかなげで哀愁があって、音も外れそうで外れなくて、素朴な音が心地良いタイプの歌い手だ。ギターの演奏もミスタッチしそうで少し心配になるほどの弾き語りぶり。まあ、見て頂戴、、、。

以下のビデオクリップはPR用のビデオクリップとして作られたもののようだが、本当にセピアと言うかモノクロで作っているのが、まんま予想通りで面白い。
また、その世界観も歌声にぴったりで、今時こんな歌手はほとんど見ることがない。

マデリンのような歌手は好き嫌いがあるかもしれないが、このような歌手を産み出すフランスも捨てがたい。
アメリカ生まれで13歳からフランスで暮らしたとのことだが、基本はフランスのテーストだと思う。CDの曲を聴いていると確かに音作りはアメリカの影響があるけれど、動画で弾き語りをするシーンはほとんど第二次世界大戦中のヨーロッパで、ドイツの親衛隊が入り込んできてもおかしくないようなシーンを醸し出している。思い出し方が実に古臭くて申し訳ない。

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