若い時に一番聴いていたのはエミルー・ハリスだった。
あの頃はワンレンの真っ黒な髪で少し憂いのある女性という印象だったけど、今見るとその髪の毛は真っ白なんだかシルバーなのか、ブロンドなのか・・・不明。
多分一番多くレコードを持っているのはエミルーだと思う。だもんで、いつの時期からかCDになってしまい聴く機会が少なくなっていった。しばらく、カントリー歌手を遍歴して戻ってこようとするとすでに我が家ではレコードプレーヤーは取り外してしまっていて、なかなか聴けない環境になってしまっていた。
またしばらくしてCDで聴くようにはなったが回数は減ってしまった。
でも、いまでもやはり時々無性に聞きたくなることがあるのは昔さんざん聴いていたからだろう。特に思いだして聴きたくなるのはドリー・パートンとリンダ・ロンシュタットのトリオで歌ったアルバムだ。ついこないだのような気がするが、動画で見るといつだったのかわからないほど昔のアルバムに感じる、ほんとかよ?
まだ髪がくろぐろとしていた頃のエミルー。上のトリオで歌っている時の顔つきより柔らかい表情の顔で、髪の毛が白くなったら顔がシャープに見えちゃうね。歳のせいかな・・・。
髪の色はいいとして、以下の動画は円熟した頃の歌と言っていいのかもしれない。若いころの歌もいいがある程度年を重ねて味が出てきた頃にまた聴いても味わいがある。
一番下の動画はおそらく最近のものだと思うが、さすがに高音の伸びがなくなってきている。目が凹んで、エミルーがおばあちゃんになっていくよ。1947年生まれだそうだから、仕方が無いけどさすがに少々寂しいのであった。
音楽は時間の芸術だ!
若い時には時間が足りない。たくさんの音楽が聞けるほど生きていない。どうでもいい音楽を何回も聴いていたら、いい音楽をたくさん聞けるわけがない。K-POPを30回も50回も100回も聴いていたら、いい音楽を聴いてる時間がなくなっちゃうよ。クラシックも聞く時間がなくなってしまう。
世界にあるたくさんの音楽をぜひ広く広く聴いて欲しい。
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